雑記 高齢出産と子育て

年齢と妊娠できる確率について

私の人生最初で最後の出産は、40歳の時になります。初産です。

いわゆる高齢出産です。

妊娠したのは、39歳の時。

結婚が38歳だったので、結婚してから1年ちょいで妊娠し、無事出産しました。自然妊娠でした。

結婚できたことに純粋に感動していた私は、子供まで願うことを贅沢だと思い、授かったらラッキーくらいのつもりで、旦那との新婚生活を楽しんでました。

休日は外食したり、日帰りの遠出をしたり、夫婦二人でも全然退屈じゃないので、むしろ仕事でのストレスを抱えたまま子供まで育てるのは自分的には無理だと感じていました。

また、40歳近くから子育てが本当にできるんだろうかとか、子供が大きくなった時にはもうお婆ちゃんになってるだろうとか、余計な心配事を考えてそれはそれはネガティブでした。

旦那の方はというと、驚くほどポジティブなので「子供は絶対欲しい!」の一点張りで、新居を立てようとなった時も、子供部屋は2人分必要だと、子供ができるかもわからないのに「絶対できるって」と言いはり、その旦那の言葉通り、我が家の建設がはじまるかなというところで、妊娠が判明しました

結婚したのが38歳の春、1年間普通に仲良くしてましたが妊娠しなくて、39歳の冬に1回産婦人科で調べてもらおうってことになって、私のほうは血液検査で「AMH検査(抗ミュラー管ホルモン)」というものを調べたり、卵管造影をしたり、旦那も精子の検査をしたりと、2日がかりの病院検査をしました。

結果は…「AMH検査で、卵巣の衰え具合が現年齢の5歳上くらいだ」と言われ、医師から「自然妊娠は非常に難しいでしょう」と申し訳なさそうなうつむいた表情で告知されました。

続けて「残りの卵子の数は非常に少ないのですが、0ではないので、そのうちヒットすれば妊娠もあるかもしれません」ともいわれました。そして、卵子の質を改善する「メラトニン」と呼ばれるサプリメントを処方されました。(当時は日本では不認可だったんじゃないかな・・・記憶があいまいですが)

私は、その帰り道、旦那に対し非常に申し訳ない思いでいっぱいでしたが、旦那にそれを伝えると、

パパ

俺、全然ネガティブに考えてないし、言ってたじゃん先生が卵子は0じゃないって。1つヒットすればいいんだからさ

と、これまたポジティブな返答が返ってきました。 

そんなこんなでその後サプリメントを処方されただけ飲み切り、その後は、新居建築の打ち合わせで毎週末忙しくお出かけだったので、それこそ、妊娠できればラッキーだなくらいの肩の力が抜けたものでした。

4月に生理が来なくなった時があって、これはもしかしたら…と妊娠検査薬を買って試した1日後に生理が来て、旦那は非常にがっかりしてました。

そして6月にも生理の遅れがあり、旦那は前回のこともあり、たぶん違うよと言ってましたが、この時は見事ヒットしており、それが今の我が子だったのです。

結婚してから1年2か月経った時でした。私は39歳になっていました。

1月にメラトニンを服用して以来、特に何にもしておらず、ただ、6月の妊娠前には骨盤腔内の血流を良くしようと旦那と二人でストレッチをよくしていました。

自宅のトイレで妊娠検査薬を試し、1~2分待たなきゃいけないのにおしっこをかけた瞬間にもう「陽性」反応が出て、旦那が仕事から帰ってくるのを待って、その検査反応を見せると、旦那は、目をウルウルさせて「おめでとう、おめでとう」と、小さなかすれた声で言ったのを、よく覚えています。

前置きが長くなりました。いつもすいません、自分のことばかりで。

そこで、本題に戻りますが、年齢と妊娠できる確率についてですが…これは、私も妊娠する前にいろいろネットで検索しました。

メモ

 健康な30歳の女性が性交渉をもった場合、妊娠する確率はひと月(1月経周期、1周期は平均28日前後)で約20%です。これは、健康な30歳の女性100人が妊娠を目的に性交渉を持った場合、うち20人が妊娠に至り、80人が妊娠に至らない、ということを指します。

 ちなみに、20代ではこの確率が約25~20%、30代前半では約20~15%、30代後半では約10%、40歳になると5%以下になります。健康な40歳の女性が性交渉を持った場合、100人のうち、妊娠に至るのは5人未満。残りの95人は妊娠に至らない、ということになります。

 また、20代前半と後半では、妊娠の確率はほとんど変わりませんが、合併症などの発症が20代前半のほうが後半より少し多いため、妊娠するのに一番良いのは20歳代後半であると言われています。 

こんなことを書かれたら、やっぱり無理だと思いますよね。

でも、確率は確率であって、そうじゃないことも起きるんだなぁと、わたしは自分の経験からそう思います。

その後、前にお世話になった産婦人科に行き、「生理が来ない」と伝えたら、おじいちゃん先生はニヤッとして「もしかしておめでたですかね」と言いながら、エコーをしてくれて、ちっちゃな心臓がピクピクと拍動している画像を見せながら「おめでとうございます」と言ってくれました。

エコー室から出てきて、待合にいた旦那に「エコーで赤ちゃんの心臓がぴくぴく動いていたよ」と言ったら、これまたうちの旦那、目から涙をポロポロこぼして、嬉し泣きしてました。

妊娠ていうのは天からの授かりものなので、これまた自分でコントロールすることはできないとは思いますが、自分のつたない経験からいえば、

ポイント

  • 良く寝る
  • 体を温める
  • 適度に運動する
  • 葉酸を摂ってみる
  • 骨盤周りのストレッチをする

これが自然妊娠にはよかったなと思います。

ほかにも、鍼灸に通ってみようかなとか、マカを飲んでみようかなとか、そういったことも考えてました。

できるだけ医療に頼らずに。

晩婚で高齢出産を望んでる方に、こんな例もあるんだよと伝えてほしいです。

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